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  • 執筆者の写真アイ設計広報

21.02.15 現場確認

津山信用金庫勝山支店(岡山県真庭市)の工事が進んでいます。

この建物は、CLTパネルと製材を組み合わせた木造平屋建です。


CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材等に使用されています。施工が比較的容易、工期短縮もその特徴です。


CLTパネルは熱伝導率が低く、コンクリートと比べ10倍以上、鉄と比べ450倍以上の断熱性能があります。CLT t-100mmの断熱性能は、GW t-50㎜と同等とも言われています。

 ・CLTパネル :λ=0.12W/mk

 ・コンクリート :λ=1.60W/mk

 ・鋼      :λ=55.0W/mk

  (熱伝導率参考:南雄三,やさしく解説する改正省エネ基準2013,2015 p.190より) 


ZEBやZEHをはじめ、省エネ基準達成がより厳しく求められている今日において、断熱仕様の決定と空調負荷のバランスを検討することは、設計のなかでとても重要になってきています。 

 








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